ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2015年12月15日火曜日

大成抗議:12月15日報告@本社西新宿センタービル

今日は新しい顔ぶれが見られ、18人の参加。11月29日のビラまきの効果でしょうか。今回は、「汚濁防止膜設置」工事による新たなコンクリートブロックが落とされるかもしれないとのことで、要請書を持っていきました。大成建設に直接連絡をとっても、受け取らないだろうということで、ビル管理会社の方に、大成建設に渡してもらうこととしました。

トークリレーでは、Stop!辺野古埋め立てキャンペーンのメンバーのほかに、山谷の日雇い労組の方が、5次6次下請けの立場から話をしてくださったり、「大成建設は死の商人と同じではないか」という話があったりしました。

*****以下、要請文を貼り付けます。*****


2015年12月15日
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
共同代表:加藤宣子 芦澤礼子 中村利也
大成建設株式会社
取締役社長 村田誉之殿

要 請 書

新規コンクリートブロックの投入を止め、
投下したコンクリートブロックの撤去を求めます。


 私たちStop!辺野古埋め立てキャンペーンをはじめとする各地のグループは、昨年12月来1年に渡って、貴社に辺野古での米軍基地建設への加担を止めるよう求めてきました。それに対し、貴社は「回答する立場にない」4月からは「抗議文は受け取らない」と私たちの抗議に耳を傾けることさえ拒否してきました。

 この間、辺野古への基地建設に反対する沖縄の島ぐるみの県民の声は、ますます大きくなっています。そして、沖縄県知事は埋め立て承認の取り消しをしました。今、国との間で法廷での審議が始まりましたが、埋め立て工事は違法です。シュワブゲート前の現場では、本土(警視庁)の機動隊まで導入しなくては作業が進まないほどの多くの非暴力の抵抗を、現地の作業員はどのように感じているのでしょうか?
 
 貴社は、生物多様性宣言を出しているにもかかわらず、今年2月コンクリートブロックを投下し、サンゴを損傷しました。そして、さらに「汚濁防止膜等工事」として、新たなコンクリートブロックを落とそうとしています。私たちは、その横暴を見逃すわけにはいきません。

 貴社の140年史には、貴社が今までもさまざまな米軍基地の建設に関わってきたことが書かれています。その基地を利用して、米軍がいかに武力で世界を支配してきたか、想像したことはありますか。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争と他国の侵略の歴史です。日本の「安全保障」の名のもと、日本政府と一緒になって戦争で儲ける貴社の在り方に疑問を感じざるを得ません。

 コンクリートブロックは引き上げることができます。今すぐ、工事を中止して下さい。辺野古・大浦湾の豊かな海を、子どもたちに残したいという沖縄県民の声に耳を傾けることが、これからの時代の企業に求められていることです。貴社の英断を願います。直ちに工事を止め、コンクリートブロックを引き上げるよう求めます。


2015年12月4日金曜日

大成抗議:12月15日(火)@西新宿センタービル本社前

今年最後の大成本社抗議を12月15日17:00より、西新宿センタービル本社前で行います。

よろしくご参集ください。

来年16年の1月の抗議は19日(火)です。来年からは本社前抗議を短縮し、抗議後、新宿駅西口ロータリーでのスタンディングをすることになりました。

2015年11月21日土曜日

契約情報:隊舎等新設建築設計など

新たな契約情報です。

58シュワブ(H27)隊舎(0611)等新設建築設計(株)協和設計事務所 沖縄事務所43,632,00052,799,04282.64%271010290331一般競争入札
59シュワブ(H27)隊舎(0611)等新設土木設計(株)復建エンジニヤリング 福岡支社14,580,00017,771,49682.04%271010290331一般競争入札
60シュワブ(H27)隊舎(0611)等新設設備設計(株)現代空調研究所 沖縄事務所24,300,00027,289,95889.04%271010290331一般競争入札
61シュワブ(H27)隊舎(0611)等新設土質調査(株)南土木設計16,966,80020,328,27483.46%271010280531一般競争入札

2015年11月15日日曜日

大成抗議:11月17日(火)@新宿センタービル本社前

今月も、第3火曜日17日17:00~大成本社前抗議行動を行います。よろしくご参集ください。

2015年10月21日水曜日

大成抗議:10月20日報告@東京本社&大阪

東京は17時から、13名の参加。いつも通り本社の入るセンタービル前で抗議をしました。

翁長沖縄県知事が埋め立て承認取り消しを行ったため、工事を行うのは違法であることに触れ、大成建設に工事の断念を求めました。

また大成建設のHPで、

「生物多様性簡易評価ツール『いきものコンシェルジュ』がこの度、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2015年度グッドデザイン賞を受賞しました。」
http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2015/1443420787883.html

ことにブーイング。HPには社章についても書いており、自然と調和することを謳っているそうです。



大阪 報告が上がっています。
http://blog.goo.ne.jp/stop-henoko-osaka




11月1日 新宿デモby辺野古実―大成建設の前で抗議します

11月1日 14:00新宿アルタ前集合 

新宿を一周して、大成建設(西新宿センタービル)前を通るデモをします。辺野古実主催

よろしくご参集ください。

2015年10月13日火曜日

大成抗議:10月20日@西新宿本社前

10月の大成建設抗議は、10月20日(第3火曜日)17:00からです。西新宿センタービル前にて。

たくさんの方のご参集よろしくお願いします。

2015年10月2日金曜日

大成抗議9月29日@九州支店@福岡

2015929日(火) 参加者10

安保法案の強行採決から始まり、翁長知事による埋め立て承認撤回表明、国連人権理事会でのスピーチ、右翼によるゲート前テントの襲撃など、路上に出ていろいろな問題を声を挙げたい気持ちが積み重なった9月末。参加者は増えるだろうかと少し期待をしましたが、逆に多くの人は連日の行動の疲れが出始めたのか、または他の行動が重なったのか、今回の参加者は10名と、最初のころに戻ってしまいました。

しかし大成建設の対応は、ますます不誠実さを増し、先月郵送した要請書は受領拒否と、受取拒絶として、相川九州支店長の名の押印を押されて2回とも戻って来ました。ほんとうに、信じられない会社です。だから、私たちは少ない人数ながらも、がんばりました。手作りの横断幕あり、寄せ書きあり、ギターあり、エイサーありと、充実したアピールとなりました。

毎回、要請行動のたびに警備員と押し問答をするのですが、さすがに要請書が返送されてきた今回は、「今日も要請書の受け渡しはダメですよね?」「ハイ。」のやり取りのみで、すぐに要請書の読みあげに行動を移しました。今回は、大成建設のSCRに照らし合わせた“人権無視”の実態を問い正す内容にしぼった要請書を用意しました。もちろん、要請書を送り返してきたことは、きびしく追及をしました。

要請書読み上げのあとは、3名がスピーチ。今回は、有名なアニメーション作家を起用して制作されている、大成建設のCMのことに触れたものがありました。

 ※ 【CM】感動アニメCMまとめ 「地図に残る仕事」 大成建設 - YouTube http://www.youtube.com/watch?v=AP0mIHvU1RQ

「あなたがたは、地図に残したいのは何ですか?自分たちはこれだけ大きなものを作って、これだけの金額の仕事をしました。それを残したいのですか?」「お金のかかったCMを流していますよね。ふつうCMの対象は、それを視ている私たち消費者です。私たちが直接の消費者だから、企業はお金をかけて宣伝をします。だけど大成建設は、米軍基地とか原発とか・・・私たちが直接の消費者ではありません。じゃあ、あのCMの目的って何なのでしょう。CMを見ても具体的なことは何も言っていません。ただただイメージアップをはかるだけのCMですよね。なぜでしょう?それは、“そうしなければならないようなことを、自分たちがしているんだ”という自覚が会社の中にあるからでしょう。私たちは、CMの裏側をよく考えなければならないですね。」

このようなスピーチや、ギター演奏やエイサーの舞の後、また来月も来ることと、要請書を受け取らないのは許されないことを大きくアピールし、今月の行動を終えました。

横断幕を持つ人や、フライヤーを配布する人。できればプラカードも掲げたいし、会社の裏側の出入り口にも人を配置したい。フライヤーの種類も少しずつ増えている。そうなると、せめて今日の倍の人数は人手がほしいところです。人数が多いと、それだけでも企業にとっては都合が悪いはずです。夕方の交通



量が多い中での注目度もあがります。もっともっと仲間が必要です。

今後の予定は 1020日(火)16:30集合/17:00アピール開始、1124日(火)16:00集合/16:15アピール開始(※ 日が暮れるのが早くなるので、時間を繰り上げます。17時終了予定。)です。どうぞよろしくお願い致します。


 Stop!沖縄新基地建設・福岡 F.T. 記

2015年9月17日木曜日

大成抗議9月15日報告@東京本社&名古屋支店

東京本社前は、久米島からいらした方などを含み、10名の参加。翁長知事が「埋め立て承認」取り消しの手続きを開始したため、官邸前の抗議行動と重なったけれども、元気よく抗議。

リレースピーチも「安保法制」のことや第三者委員会が法的瑕疵を認めたことなど最近の状況を訴えたり、琉球王国の時代からアジアと交流を持っていたことなど、様々な話が出る。1か月の休戦状態を終えてすぐの9日にボーリング調査を始めたことで、大成建設の工事がいつ始まるか緊張もある。

名古屋でも同日、大成名古屋支店での抗議をするが、交渉を受け付けなかったとのこと。9名参加。


2015年8月26日水曜日

大成抗議:9月15日@西新宿本社前

9月も第3火曜17:00~大成建設本社@西新宿センタービル前で行います。

よろしくご参集ください。

大成抗議:8月24日報告@九州支店 福岡

2015824日(火) 参加者12

台風を明日に控え、ぎりぎり雨は降らずにもってくれた。
横断幕の両端に竿をとりつけ、バージョンアップ。
じゅんびができたところで、まずは6名で要請書を手に玄関に立つ警備員に向かう。

警備員「アポをとられていない方を、中に入れることはできません。」
「アポはとってます。今日こちらに来ることは伝えてあります。」
警備員「会社から、アポは入っていないとの連絡を受けております。」
「電話を3回もしてるんですよ。電話してアポがとれてないというのなら、どうやったらアポがとれるのか教えて下さい。」
警備員「それはわかりません。答える義務も権限もありません。」
「じゃあどうしたらいいんですか?互いの言ってることが食い違ってるんですよ。それを確かめるためにも、もう一度会社に確認してください。」
警備員「いえ、その必要はありません。アポはとっていないという連絡を受けていますので。」

何をどう聞いても、どれだけ正論を述べても、「アポイントメントもとっていない方たちの対応は承っておりません。」などと頑な警備員。だいたい“アポイントもとっていない方”って、それはないと思う。こちらはきちんと電話でお願いしているのだ。大成建設の担当者もその電話に対応し、会話もしている。「これはアポですよ。とれましたよね。」と念押しまでしたというのに、“アポイントもとっていない方”よばわり。あげく、警備員に「ルールを守っていない」と言われたのには、さすがに「ルールを守っていないのは大成建設の方だ!」と声を張り上げてしまった。

最終的に、会社内にいる担当者に玄関から電話をいれたところ「電話をして、アポをとった・とっていないということではない。会社は、こういった抗議行動に対しては対応しないと決めているからお引き取り願います。」との返事がきた。要するに、電話をかけようが、アポをとろうが、『お前たちは相手にしない』というわけだ。これには一同みなで頭にきた。そこまで傲慢な態度をしておきながら「社会からの揺るぎない信頼の確立/法令・ルールや社会的規範への誠実かつ厳格な尊重」などと倫理憲章を掲げている。いい加減にしてほしい。

先月同様、要請書は郵送とFAXで送ることにし、さらに会社の中に聞こえるように読み上げることにして、抗議アピールに移った。

私たちは、毎回違う人が要請文を書き上げているが、今回は多様な角度の切り口が光るものとなっているので、ここに紹介することで、今月の行動報告とします。

2015824

大成建設株式会社 代表取締役 村田誉之様
大成建設株式会社 九州支店支店長 相川善郎様

Stop! 沖縄新基地建設・福岡」


要  請  書

「辺野古米軍新基地建設工事の受注を撤回し、工事の即時中止を要請します。」

私たちは、福岡で沖縄の辺野古新基建設反対運動に連帯して活動する市民の集まりです。
私たちは、20146月に御社が国から受注した「辺野古における米軍新基地建設工事」について、即時の中止と、この基地建設事業からの完全な撤退を求めます。

要請の根拠を以下に示します。

  1. 2015年6月6日・7日に実施された「エコライフ・フェア」(環境省主催)に出店の際のテーマ「この美しい地球を守りたい」との言動の不一致。協働している2大学のプロジェクト・テーマ(「まちづくり」「環境教育を通して社会貢献する」「環境ビジネスを生み出す」「自然の尊重」)との矛盾。
  2. 株主への事業報告の中に、「米軍新基地建設工事」が明記されていないこと。
  3. 中期経営計画(2015-2017)中の「すべての※1ステークホルダーから高い信頼と評価を得る」との基本方針に反すること。
  4. 中期経営計画(2015-2017)中の(経営課題)「②社会基盤整備への積極的な貢献・国民の安全・安心・利便性のための主要インフラ整備への参画」と、テロを誘発する戦争の基盤である米軍基地建設との不整合。
  5. 最も多い6.69%の株を保有する企業の倫理憲章『21世紀、広く社会・経済の発展への貢献と、お客様とのコミュニケーションを大切にする』「1.社会からの揺るぎない信頼の確立 3.法令・ルールや社会的規範への誠実かつ厳格な尊重 5.経営における透明性の確保」を始め、建設技術による戦争加担が社会規範に反しており株主への不誠実行為であること。
  6. 「『会社の体制及び方針』業務の適正を確保するための体制の整備に関する基本方針(1)取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制①取締役は、※2コンプライアンスの確立が経営の根幹であることを深く自覚し、※3グループ行動指針をはじめとするコンプライアンスに関する諸規程を率先して誠実に遵守する」の不履行。
  7. 「国家的プロジェクト」であるオリンピック関連の仕事は軍事関連の仕事よりも社会貢献性が高いと思われるが、それでもCSR取得に関する取り組みの中で「あくまで法的責任は最低限必要なもので、法律を超えた社会的責任が求められる。」と助言を受けていることを踏まえ、2014年1月 名護市長選、同 9月 名護市議選、同 11月 県知事選、同 12月 衆議院選の四度にわたり「新たな米軍基地を作らない」と当該自治体の方針が明確にされたにも関わらず自治体との協同努力を怠って工事を継続していること。社会的責任の放棄。
  8.  「わたしたちは、自然との調和の中で、安全・安心で魅力ある空間と豊かな価値を生み出し、次世代のための夢と希望に溢れた地球社会づくりに取り組んでいきます。」とのグループ理念に適う環境アセスメント結果が開示されていない(不履行、不透明性)ことに加え、「地球の裏側でも武力行使を可能にする」と明言する政権下での米軍基地建設がこの理念から大きく逸脱すること。
  9. グループスローガン「For a Lively World」以下の環境方針・行動方針の実行が感じられないこと。
  10. 「大成建設生物多様性宣言」との言動の不一致。
    この宣言文については「生物多様性」を、人工物建造と同じく「命のないモノ」と捉えている様子が伺えるため、見直しを検討されたい。

    大企業として、社会的影響力を熟考された上でヒトを含めた生物の命を尊重する行動を起こされることを期待し、要請とします。

    ※1 企業・行政・NPOなどの利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者。具体的には、食費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入れ先、得意先、地域社会、行政機関など。
    ※2 企業が、法律や企業倫理を遵守すること。
    ※3 グループ行動指針 (一部抜粋)
      環境の保全と創造への取り組み
        ・環境問題の重要性を認識し、環境の保全と創造に積極的に取り組み、自然と人間との共存を指します。
      地域社会とのコミュニケーション
        ・地域社会との良好な関係を構築し、良き企業市民として社会との対話と協調を図るとともに、社会の発展に貢献するよう努めます。

大成抗議:8月18日報告@東京本社前

東京での抗議活動は、このところ抗議文を出していない。対応しないというためだが、ビル管理の人が受け取ろうかと言ってくれていることも考えても、出すべきかもしれない。

外でのコールとリレートークで約1時間。ブログ情報をツイッターで流してくれた人がいたおかげで、17名ほどが集まって充実した時間が持てた。

2015年8月15日土曜日

8月18日17:00 大成抗議行動@本社西新宿センタービル前

8月18日17:00 大成抗議行動@本社西新宿センタービル前

定例第3火曜日に抗議行動を行っています。よろしくご参集ください。


9月は15日を予定しています。

2015年7月21日火曜日

7月21日(火)17:00大成建設本社前抗議行動

告知が遅れて、大変申し訳ありません。
「STOP!辺野古埋め立て」主催の大成建設本社前抗議行動は、本日7月21日(火)17:00から約30分ほど、本社が入居している「新宿センタービル(新宿西口)」前で行います。
戦争法案とともに辺野古埋め立てを強引に推し進める安倍政権に従い、辺野古新基地建設に加担する大成建設に抗議の声を上げましょう!

2015年6月22日月曜日

6月26日大成建設「株主総会」抗議行動

6月26日は大成建設の株主総会が午前10時から本社(新宿センタービル)であります。
そのときに合わせて「STOP!辺野古埋め立て」では朝から抗議行動を行います。
午前8時半に新宿西口地下交番前に集合です。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています!

2015年4月27日月曜日

大成抗議キャンペーン:4月21日報告@静岡営業所

これまで静岡も第3火曜日に大成建設要請行動に取り組んできました。
ところが、21日の前にいつものように静岡営業所に電話を入れたところ、「4月1日の入社式でトラブルを起こしたので、今後キャンペーン関係者には対応しないし、書面も受け取らない」との返事。
それでも、21日に書面も持って営業所に行ったところ、シャッターを下ろし閉まっていました。
みんな呆れて、閉まった営業所の写真を撮って帰ってきました。

2015年4月25日土曜日

中央開発抗議:4月21日@関西支社 大阪

 4月21日(火)、辺野古の新基地建設に向けた海底ボーリング調査を行なっている中央開発(関西支社)に対する抗議申し入れ行動を行ないました。  中央開発の担当者と約束をしていた午後2時、行動参加者約10名が関西支社前に集まりました。  しかし、中央開発の建物の前には警備員の姿はあれど、担当者が出迎える様子もなく、また、警備員が担当者への連絡をすることもなく、参加者は待ちぼうけ状態が続きました。そのため、参加者が担当者に会うために中に入ろうとするも、なんとそれを警備員が阻止してくるという異常事態が発生しました。我々と会わないために今日だけ警備員を配置した模様です。  結局、参加者は警備員の異常な対応に四苦八苦するだけの時間が過ぎ、そして担当者と会うこともできず、中央開発からは門前払いされたも同然の不遜極まりない対応をされました。  参加者は皆、唖然とするとともに、まさに非民主的な対応で市民の声を封殺しようとする中央開発に対して怒りを覚えることとなりました。  申し入れ書は担当者およびどの社員にも手渡すことはできず、最終的に郵便受けに投函する形になってしまいました。  最後は参加者一同でコールを行ない、基地建設へ向けたボーリング調査を一刻も早く中止するように働きかけました。  辺野古で行なわれている基地建設へ向けた作業がいかに市民の声を無視した乱暴な行為であるかということが、今回のこの対応からも感じ取れます。  今後も中央開発への抗議申し入れは続くことになります。
今回の申し入れ書を以下に掲載します。
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2015年4月21日


中央開発株式会社 代表取締役社長 瀬古一郎 殿
中央開発株式会社関西支社 束原純 殿




申し入れ書


 私たちは沖縄県名護市・辺野古における米軍新基地建設工事の強行に対して異議を唱え、工事の即時中止と新基地建設計画の撤廃を求める、関西の16団体の呼びかけによる市民の集まりです。
 私たちは貴社が国から受注し進めている海底ボーリング調査について、即時の中止と、この基地建設事業からの完全な撤退を求めます。

 まず第一に、沖縄県民は、昨年一月の名護市長選挙以来、沖縄県知事選、衆議院選において辺野古新基地建設に反対する候補を当選させ、民意をこれ以上ないほどに明らかに示しました。いまや世論調査においても地元・沖縄県の「辺野古新基地建設に反対」の声は八割を超えています。この圧倒的な民意を無視して米軍新基地建設工事を強行することは、憲法によって国民主権を定めたわが国においては許されざる暴挙と言えます。

 政府は沖縄県の翁長知事との会談を数か月にわたって拒否し続け、対話による解決を怠り、工事を止めようとする非暴力の市民に対して機動隊と海上保安官を使った暴力的な排除によって工事を強引に推し進めています。その排除の際には多くの高齢者や女性を含む怪我人を出しており、法的な根拠をはっきりと示さず不当に身柄を拘束することも度々行われ、人道的にも法的にも非常に問題があります。

 また、海底ボーリング調査海域を囲うフロートを固定する巨大なコンクリートブロックは仲井真前知事が公約を破って承認した埋め立て申請の許可外の作業であるとして、翁長知事は作業の停止を求める指示を出しましたが、本来は行政から個人の権利を保護するための法律である「行政不服審査法」を悪用して、国は県の指示を無効にしました。このような国のやり口は手続き的にも正当性を欠くものです。

 以上のような事業の一部を貴社が請け負い、大浦湾の貴重な珊瑚やジュゴンの生息地を含む豊かな自然環境の破壊に手を貸すことや、米軍の最新鋭の基地が国内に作られ米国の戦争に巻き込まれることによって引き起こされる、私たちの子ども世代までの平和的生存権や幸福追求権の侵害に加担をすることは、一企業として社会的、倫理的な批判を受けることは免れません。また、この事実は今後数十年にわたって貴社の歴史に汚点を残すことになるに違いありません。

 目先の利益に囚われることなく、この非民主的で反社会的な米軍新基地建設から貴社が勇気ある撤退を決断されることを求めます。










Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション
■呼びかけ団体
辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動
沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会
「しないさせない!戦争協力」関西ネットワーク
沖縄意見広告運動・関西事務所
ジュゴン保護キャンペーンセンター
日本キリスト教団大阪教区沖縄交流・連帯委員会
日本キリスト教団大阪教区社会委員会
沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会
関大校友連絡会
9条改憲阻止共同行動
釜ヶ崎日雇労働組合
辺野古の海に基地をつくらせない神戸行動
基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会
緑の大阪
岩国・労働者反戦交流集会実行委員会
大阪教育合同労働組合



連絡先:大阪市中央区内淡路町1-3-11-402 SORA tel:06-7777-4935
 


写真・動画はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/stop-henoko-osaka/e/5673a36272e04e9d740c900b834c7bb9

大成抗議キャンペーン:4月21日報告@東京本社 

4月20日、21日の本社前の抗議に行く旨、大成建設総務の前田さんに電話すると、「会わない」と言ってきた。「個人攻撃をするような団体とは会わない」という。どういうことか説明を求めると、「ブログに個人名をあげて、対応を批難したところがある」ということ。連絡を取らずに行った入社式抗議も不快だったようだ。どうしても「会わない」というので、要請書を作ることは止めて、センタービル前で抗議だけすることにした。

5時の集合時間の15分くらい前にセンタービルに到着。この間の抗議で、ビル管理のおじさんと言葉を交わすようになったが、「大成建設は会わないと言ってるよ」とのこと。「要請文、私が渡すのかと思った」と言っているので、今回は抗議要請文は持っていかなかったが、次からはまた持って来よう。

5時になる。ぽつぽつ人が集まり始めた。抗議を始める。大成建設が「会わない」と言ってきたことを報告しながら、抗議をする。コールを挟んで、リレートーク。毎回、参加者の皆さんが、それぞれの想いを話してくれるのを聞くのは楽しい。私も「大成建設が会わないと言っているのは、まるで安倍首相が翁長知事と会わないと言ってるのと同じじゃないか、いつかお会いしましょう」と声を上げた。40分くらいの抗議を終え、最後はコール「大成建設は辺野古の工事を止めろ」「サンゴを壊すな」「説明責任があるぞ」。総勢15名ほど。

本社前抗議を終えてから、新宿駅西口でチラシまきをした。西口の地下道に大きな大成の広告があって、「地図に残る仕事をする」とのコピーがある。「地図に残る仕事=環境破壊」のケースが多い。その前で8人くらいで「大成建設は辺野古の工事をやめろ」というB5のチラシを配る。当然ながら人通りはいいし、受け取りも悪くない。大成の社員が受け取ってくれるといいなと思いながら、「大成建設は米軍基地を作っています」と声を出しながら、配った。6時過ぎまで30分ほど撒いて、この日は終了。参加者の皆さん、お疲れ様でした。

(N.K記)

大成抗議キャンペーン:4月21日報告@関西支社 大阪

4月21日(火曜日)大成建設関西支店抗議行動!

 沖縄防衛局は埋め立て本体工事に向けて、辺野古沖・大浦湾内に、制限区域を仕切るための浮き具であるフロートを張り巡らせています。このフロートやブイを固定するためのコンクリートブロックは、許可された区域外にも投げ入れられ、たくさんのサンゴが潰され死滅しています。この工事を実施している大成建設に抗議する同時アクションを4月21日、東京、静岡、福岡、大阪で取り組みました。
 関西支店には16時30分から大阪アクション呼びかけ団体が結集しました。大成建設の対応はまったく反応なしで、退社時間になっても誰一人出てきませんでした。私たちは不条理な対応を取っている会社に対して各団体から抗議のアピールをしました。「沖縄の民意を無視して金儲けだけの工事は中止しろ!」、「自然を守るという理念と間逆のことをしていることに社員はおかしいとは思わないのか!」、「会社として誠意をもって対応しろ!」、「環境を破壊する工事で負の遺産を残すのか!」と沖縄の問題が他人ごとではないと、熱いアピールが続きました。
この声を大成建設は無視することなく会社理念に責任を持ち、社会の共感を得られる適正な企業であるべきです。私たちは工事を中止するまで抗議行動を継続していきます。

写真・動画はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/stop-henoko-osaka/e/d3b4072c5df94b1e394a8a939a236688

大成抗議キャンペーン:4月21日報告@九州支社 福岡

「今日は、何人ぐらい集まるかな…」「マスコミは、取材に来てくれるのだろうか…」
 
今回私たちはフライヤーデザインを一新し、いつも以上に情報の拡散に力を入れた。さらに1週間前にマスコミ20数社が集まっている記者クラブに出向き、この抗議アクションの説明と取材依頼をしていた。その効果はどんなだろうか…。そんな思いで現地に向かった。
 
初夏を思わせる日差しの中、集まった参加者は20名。今までずっと10名±α だったのからすると、いきなり倍に増えていた。これはうれしかった。しかし、期待したマスコミ取材はゼロだった。
 
5回目のアクションになるが、今回初めて時間を変更した。16時ではなく、大成建設の社員が出てくる可能性があるお昼時に設定してみたのだ。だが、社員は誰一人出て来なかった。向こうはこちらを避けるように対策をとっているのかもしれない。
 
これまで続けてきた要請書の受け渡しも、電話でのアポ入れの時点で断られていた。大成建設の担当者によると、「何度来られても「回答する立場にない」というのが会社としての答え」であり、「“個人攻撃”をするような団体とは会わない」ということらしい。いったい何が“個人攻撃”なのかが謎だったが、同じ理由で面会を断ってきた東京本社からは、「“個人攻撃”=ブログに社員の名前を載せた」と説明されたということだった。公共事業にもかかわらず、そんなことが市民との面会を拒否する理由になることに、こちらは驚きだ。
 
このような経緯があったため、今回は外でのアピールから始めた。手描きの横断幕を車に貼り、参加者が並んでプラカードを胸や頭上に掲げる。大成建設はこんな会社ですよ、と行き交う人に知ってもらうために。
 
「沖縄のことを沖縄抜きで決めるな!」
「サンゴもジュゴンも泣いてる!」
「コンクリートブロックを海に投げ込まないで!」
「沖縄県民を苦しめる基地建設はやめて下さい」
「わたしたちもはっきり示そう そしてつながろう 辺野古新基地NO!」
 
30分が過ぎた頃。やはりせっかく書き上げた要請書なので、手渡しを試みることにした。まずは警備員に聞いてみる。するとやはり「(あなたたちは)入れないように言われている。(要請書は」受け取れません。」との答え。次に、いつもの担当者に電話を入れるが、「席をはずしている。」と言われる。
 
 ここでまた、いつもの押し問答になりかけたのだが、警備の統括を自称する男性が、要請書を自分が受け取ることを提案してきた。名前を確認したかったが、“個人攻撃”の影響からか、名を明かさない。たとえば一般社会で大事な文書を言付かる際、自分の名を相手に名乗らないなんて、ありえないはずだが。こんな形で要請書を渡すのは不本意だったが、最終的には参加者の一人が書面を読み上げ、その警備の統括という男性に託した。
 
 それからまたアピール行動に戻った。ビラ配りは、いつもより受け取りの反応がよかった。「なにやら20人もいて何かが起こってる」となれば、道行く人々も何事かと気になったのだろう。参加者が増えるというだけで、インパクトが違う。なんと心強いことだろう。
 
 途中、シュプレヒコールもはさんだ。
 
「大成建設は辺野古の海を壊すな!」
 
「工事をやめろ!」
 
「サンゴを壊すな!」
 
「辺野古に基地はいらない!」
 
 
 1人ずつリレートークもした。
 
「戦後沖縄はアメリカに売り渡され、土地を奪われ、海を奪われ、空を奪われ、人の命を奪われて、70年間苦しんできました。沖縄に新しい基地なんて、とんでもないです。これ以上、沖縄の人から何を奪うというのでしょうか。
 
私たちの質問に対し、大成建設はまともに答えようとはしません。沖縄防衛局は、昨日 辺野古の埋め立て工事を401億円で契約したことを公表しました。そのうちの154億は大成建設です。公共の工事です。それなのに、税金を払っている私たちの質問には「回答する立場にない」と言う。それが大成建設の姿です。
 
一人ひとりが、自分の声で自分の想いを、大成建設や歩行者に訴えた。
最後にまたシュプレヒコールをして、今日の抗議アクションは終わった。
 
 まだまだ私たちは非力だけど、粘り強く声をあげ続けよう。沖縄では、命をかけて基地を止めようとしているのだ。本土の私たちも、いっしょに立ちあがろう。本土が沖縄と連帯する“うねり”を、私たち一人ひとりが動いて作っていこう。   (T.F記)
(写真は Twitter@superkmsmk さんより)


2015年4月19日日曜日

大成抗議キャンペーン:5月以降の予定 5月19日 6月16日(ともに火曜日)

大成抗議キャンペーン:5月以降の予定 5月19日 6月16日です。

全国での同時アクションお願いします。

大成抗議キャンペーン:4月21日同時アクション@福岡・大阪・静岡・東京

遅くなりましたが、予定通り、大成建設抗議同時アクションです。

福岡:@九州支社 12:30~ 社員にアピールするため、お昼の時間帯です。

大阪:@関西支店 16:30~
    同日、ボーリング調査を行っている中央開発への抗議も行います。14:00~

静岡:@静岡営業所

東京:@東京本社(新宿センタービル前路上)17:00~ 抗議の後、新宿駅でビラまきをします。

どうぞご参集ください。

2015年4月13日月曜日

福岡より:4月14日 大成建設抗議記者会見

日時:4月14日(火) 13:00~
    12:30から福岡市役所1階ロビー(ソファのあたり)に集合します。
場所:記者クラブ横会議室(福岡市役所10階)
主催:Stop!沖縄新基地建設・福岡 (連絡先 henokotokae@gmail.com
内容:4月21日(火) 12:30~ 大成建設への抗議要請行動への取材依頼

KMSMK @superkmsmk

↑こちらのアカウントでツイキャスが行われます。

2015年4月7日火曜日

4月21日同時アクション@大阪

大阪アクションより、同時アクションのご案内です。

①大成建設抗議行動

「Stop!辺野古埋め立て」全国同時アクションに連動し 4/21(火) 16:30 より 大成建設関西支店前にて次回の抗議行動を行う。


② 中央開発関西支社抗議申し入れ

辺野古のボーリング調査への抗議申し入れ書を作成し、4/21(火)14:00 より 中央開発関西支社 (吹田市垂水町 3-34-12)に対して、アポをとって申し入れ行 動を行う。

新潟より:「基地問題は日本全国で、沖縄だけに押しつけないで」集会とデモ行進の報告

4/5(日)雨の中、23名の参加。呼びかけ人、ヤ~ルーの会・小林邦子さん、最近沖縄に辺野古を訪れた野村紀子さん、同じく新潟県立大学教員・圭介さん、百万人署名運動の坂井五郎さんらが石宮公園を集会会場に意見表明を行い、古町まで歩きました。
少ないながらも、熱く、それぞれの思いと言葉で沿道の人びとに呼びかけられたと思います。
報道機関の取材が皆無だったことは残念でした。今朝の新潟日報には「民意をきけ」と現地の市民運動の様子が報道されています。
全国から発信していくことが大切です。全てにつながることとして、がんばりましょう(^^)/
当日参加できず、応援やメッセージを下さった皆様、ありがとうございました!
おかげさまで元気よくできましたo(^o^)o
 
(Y.K記)

大成抗議キャンペーン:4月1日報告@本社入社式抗議

 新年度が始まる4月1日、大成建設でも本社が入っている新宿センタービルの52階大ホールで入社式が行われるということ、またこの日から新社長・村田誉之(よしゆき)が就任(当然入社式で挨拶する)と言うことで、十数名で「歓迎」の情宣行動を行った。入社式は10時からのようだが、声の届かない大ホールよりは、ビルに入る初出勤のタイミングの方が良いだろうと朝8時45分からの行動となった(出社時間は実際はもう少し早かったようだが)。
 4月1日は、エイプリールフールでもあり、「言ってることとやっていること」が全く違う大成建設にはふさわしい日でもある。また、沖縄にとっては、70年前に米軍が本島(読谷村)に上陸し、壮絶な地上戦の火蓋が切られた日でもあった。さらに、辺野古のテントでの座り込みが4000日を迎えたこともあり、こうしたことにもふれた様々な角度から、新入社員に向けて声を上げた。
 4000日というのは、多くの新入社員にとっては小学校に上がる前から続く座り込みと言うことだ。こうした持続する「基地建設反対の声」を、入社式に臨む青年たちはどう聞いたのであろうか。初々しい彼・彼女等もいずれ、「答える立場にない」と厚顔無恥な対応をくりかえす総務部の前田のような会社員となってしまうのであろうか。少しでも声が届き、何かが彼・彼女等の心に残ってくれるといいのだが——そう思いつつの行動であった。(K)

2015年3月23日月曜日

大成抗議キャンペーン:4月1日入社式抗議@大成本社


大成建設の入社式が4月1日に本社ホールで行われることが確認できました。新入社員に向けて、大成建設が沖縄でどんなことをしているのか、来社時間に合わせて抗議をします。

4月1日(水) 8:45~ 大成本社@新宿センタービル

平日朝ですが、よろしくご参集ください。

大成抗議キャンペーン:3月17日報告@新潟北陸支店


STOP!辺野古埋め立てキャンペーン全国一斉行動日の317日、新潟でも大成建設北信越支店に抗議行動を行いました。抗議を行ったのは「ヤ~ルーの会」「新潟キリスト者平和の会」「とめよう戦争への道!百万人署名運動新潟県推進委員会」の三団体です。

 17日に抗議に行くと最初に通告したのが39日でした。この時に応対に出た女性事務員は、他の社員は出払っているので上司に伝えておきます、言うだけで要件の内容が何のことか全く理解できない様子でした。 

こちらの体制が整った13日に再度通告のため電話すると、受話器は取られたものの暫く応答が無く、こちらの電話番号を確認して慌てて対応している様子が想像できました。電話に出た「金谷」と名乗る総務課の男性は後に、総務課長であることが判明しました。17日当日の応対もこの人物が仕切りました。応対する時間は、おおむね10分、「大勢で来られると困る」、「録音はしないでほしい」マスコミの取材は断るという条件を出してきたが、あいまいな返事で受け入れる形にして当日に臨みました。

 午後2時、新潟市の繁華街にある支店前に抗議行動に集まってくれたのは8名。地元紙新潟日報が取材に来てくれました。大成建設側の対応は不遜極まりないものでした。2名しか入れないという対応をしてきたので抗議をして、何とか各団体1名、3名で支店内に入りました。大成側も金谷総務課長ほか3名で、こちらが名刺を差し出しても自分たちの名刺は要求してもくれませんでした。応接場所も何と支店のエントランス。

 ヤ~ルーの会の会員が要請書を読み上げ、大成建設側の姿勢を糺したが、基本的には答えず、社長宛の要請書を本社に上げるのか否かさえも返答を濁しました。途中、こちらの言質を取り上げ、「脅すつもりか!」と気色ばむ場面もあり、大成側が設定した2倍、20分の抗議行動を終えました。

 近々、要請書を本社に上げたか否かの確認を行うつもりでいます。また、社長宛に要請書を送り、公開質問状という形で期限を設けたらどうか、という提案もいただきましたので検討したいと思っています。
 
 
****要請書*****
 
20153月17日
大成建設株式会社
代表取締役 山内隆司様
Stop!辺野古埋め立てキャンペーン
ヤ~ルーの会/新潟キリスト者平和の会/とめよう戦争への道!百万人署名運動  
辺野古新基地建設(仮設工事)の中止と質問への回答を求めます。
 
私たちは今進められている、沖縄県名護市・辺野古沖から大浦湾に跨る海域を埋め立てて建設する米軍の新基地計画を到底許すことが出来ません。それは第一に何より自民党・安倍政権が、この間の各種選挙で明確になった沖縄県民の「新基地建設反対」の民意を無視、強行しているからです。安倍政権は集団的自衛権を認めた憲法解釈を閣議決定した昨年の71日の同じ日に、埋め立て海域への立ち入り禁止区域の拡大を閣議決定しました。このことは新基地建設の狙いと目的がはっきりと見て取れます。新基地は米海兵隊のキャンプシュワブ基地と一体化した巨大な最新鋭基地になります。海兵隊は言うまでもなく他国への殴り込み=侵略部隊です。新基地はアジア・太平洋、さらには中東戦域に向かっての出撃、補給基地になることは間違いありません。また将来的には創設が狙われている日本版海兵隊の基地として共用されるのでは、とも言われています。
第二に、新基地予定地は世界でも屈指のサンゴ礁の群生地であり、絶滅が危惧されている希少生物ジュゴンの生息地でもあります。基地建設によって壊滅的な環境破壊が起こることに国内外から憂慮の声が上がっています。辺野古の海を目にした者なら誰しも、この美(ちゅ)ら海を埋め立て軍事基地を建設するなどと言う発想に言葉を失います。人倫の荒廃の極みと言わざるを得ません。
私たちは、御社が60億円もの金額で仮設工事を請け負った辺野古キャンプシュワブの埋め立て工事の中止と、新たに御社を含む共同事業体が145億円で受注したとされる中仕切護岸工事の契約辞退を求めます。辺野古現地では海上・陸上で命がけの激しい阻止行動・抗議行動が続けられています。現場の労働者はそれを知っているはずです。米軍基地建設に加担せざるを得ない自分たちと、それを止めようと行動する市民の行動に、心の中で矛盾を感じていると思います。
沖縄は米軍基地を押しつけられ続け、健全な経済活動を阻害されてきました。日本政府は基地押しつけの見返りとして沖縄振興策と称して、コールセンターなどの低賃金職場を全国から持ってきました。実態は全国で一番低い賃金目当ての企業進出に過ぎません。どこまでも沖縄県民を踏みつけ、愚弄し続けています。沖縄県民のやり場のない怒りは安倍政権のみならず、戦争のための軍事基地建設と環境破壊で儲けようとしている御社のような悪徳企業への怒りでもあります。 
私たちは、あらためて以下の点について貴社の見解を求めます。
一、基地建設反対を訴える沖縄県民の民意や抗議行動をどのように考えていますか?会社の利益優先ですか?
二、辺野古の美しい海洋環境を破壊する埋め立て工事に加担する行為に対して、グローバル企業としての御社の社会的責任をどうお考えでしょうか?
 
 
 
 

 
 
 

大成抗議キャンペーン:3月17日報告@名古屋支店



****要請書****


大成建設株式会社

代表取締役  山内 隆司様

 

辺野古新基地建設(仮設工事)の中止を求めます。

 

私たち「あいち沖縄会議」は、全国で展開されている「Stop!辺野古埋め立てキャンペーン」の大成建設抗議要請アクションに共鳴し、再度、貴社が受注をしている辺野古新基地建設のための準備工事の中止を強く求めます。 

貴社は、「信頼される企業グループ」へとして、「企業が社会の一員として、社会的公正さを保ち、さまざまな課題の解決に向き合うことの重要性はますます大きくなっています。これからも事業活動を通じて、ステークホルダーの皆様から信頼され、社会から必要とされる企業グループをつくりあげてまいります。」としていますが辺野古新基地建設計画の経緯をご存知でしょうか。 

辺野古新基地建設は沖縄県民の8割が反対しています。沖縄は国土面積のわずか0,6%に在日米軍基地の74%が集中しているため米軍軍属の起こす事件や事故に長く苦しめられてきました。本工事は1995年の3人の米兵による少女暴行事件への県民の怒りを日米政府が逆手にとって基地負担の軽減、「普天間基地の移設」と称して普天間基地にはない軍港や弾薬搭載エリアを兼ね備えた最新鋭の新基地建設計画です。そのため地元のお年寄りを中心に19年間も基地建設を止めてきました。今日もなお、沖縄県民は工事の中止を求めて沖縄の各地域から毎日、何台ものバスでキャンプシュワブのゲート前に駆け付け工事を止めるべく座り込みが続いています。 

さらに貴社は、企業の社会的責任としての環境方針として「生物多様性の保全」を上げていますが、辺野古・大浦湾には地域性の象徴である絶滅危惧種のジュゴンが棲み5000種以上の生物が生息しアオサンゴの大群集がが確認されるなど世界の生物多様性のホットスポットとして学術的に認識されていることをご存知でしょうか。

事業者である防衛省は辺野古環境アセスを方法書の段階から事業内容を後出し住民から意見を述べる機会を奪っています。その後の「準備書」「評価書」ともその科学的調査、保全のための技術、住民との合意形成に至るまで、日本のアセス史上独善的かつ最悪の事例として専門家からも批判されたのをご存知でしょうか。 

貴社が受注した件の工事は沖縄の財産を収奪し、世界の宝を破壊したうえで憲法に違反した戦争の道具となる軍事基地を造ろうというものです。

私達は貴社が、その理念に基づき辺野古・大浦湾の仮設工事を中止し、企業の社会的責任を果たすよう求めます。また、新たに貴社を含む共同事業体が145億円で受注したと報道されている中仕切護岸工事の契約を辞退されるよう求めます。 

以上のことを踏まえ、以下の点について、貴社の見解をお伺いします。 

1「信頼される企業グループ」事業活動を通じて、ステークホルダーの皆様から信頼され、社会から必要とされる企業グループをつくりあげてまいります。とありますが、沖縄は、知事も名護市長も住民の8割もが新基地は必要ないと意思表示をしていますが、沖縄で信頼され必要とされているとお思いですか。 

2社会的責任としての環境方針として「生物多様性の保全」について貴社が行っている工事で珊瑚が破壊されている事実ありますが、貴社の環境方針との整合性がとれているとお考えですか。 

3辺野古の新基地建設の受注の取り消しはお考えですか。 

以上文書で3月末日までにご返答くださるよう要請します。

2015年3月17日

 

あいち沖縄会議 

構成団体

命どぅ宝あいち  不戦へのネットワーク  東海民衆センター 名古屋YWCA  

日本聖公会中部教区沖縄プロジェクトJUCON(基地から沖縄の自然を守りたい日米市民のネットワーク)