ブログ開設にあたって


【ブログ開設にあたって】 活動の趣旨

 沖縄(本)島の名護市以北、山や森の多い自然豊かな一帯をヤンバル(山原)といいます。このヤンバルの東海岸に自然景観に恵まれた辺野古(へのこ)の海が広がっています。美しい辺野古の海は、沖縄県の環境保全指針で「自然環境の厳正な保護を図る区域」であるランク1とされていますが、それは沖縄島ではごくわずかになった自然海岸がみごとに残っているからです。

 ところがこの美(ちゅら、うつくしい)海、稀少な天然記念物・ジュゴンが餌(えさ)場とする豊かな海が今、埋め立ての危機に直面しています。日米両政府が辺野古沖海域とそれに隣接する大浦湾に巨大な米軍基地を建設しようとしているからです。新基地は軍港施設を合わせ持つ、オスプレイや戦闘機用の飛行場です。
 
 2013年末、仲井真(なかいま)沖縄県知事は県民の大多数の反対の声を押し切って、防衛省が申請した辺野古埋め立てを承認しました。しかし14年1月19日におこなわれた名護市長選で名護市民は「辺野古の海にも陸にも基地を造らせない」ことを公約として掲げた稲嶺進(いなみね・すすむ)前市長を再度当選させ、「辺野古新基地建設 NO!」の意思を鮮明に示しました。

 主権在民原理に立つ民主主義の国であれば、政府はこの名護市民の意思を尊重し基地建設計画を取りやめるはずです。ところが、安倍政権は市長選のわずか2日後、埋め立てを進める手続きを開始したのです。埋め立てをおこなうには諸工事が自然環境に及ぼす影響を調査しなければなりませんが、防衛省はその調査を請け負う民間企業を募集する入札の公告を強行しました。この政府の姿勢は名護市民をはじめとする沖縄県民の「新基地建設 NO!」の意思を正面から踏みにじるものであり、県民から激しい怒りが湧き起こっています。

 ところで防衛省が求める「調査」の結果が同省にとって都合のいいものになることは言うまでもありません。そこで私たちは調査を請け負う民間企業に防衛省に協力しないよう働きかけようと思います。このブログは防衛省の動きを監視し、調査を請け負う企業の特定に努めます。そして調査を請け負う企業が判明したら、それらの企業が防衛省による美しい辺野古の海の埋め立てに協力しないよう要請する活動を全国のみなさんに呼びかけようと思います。

 辺野古新基地建設を阻止する方法はいろいろ考えられると思いますが、私たちのこの活動はそれらの動きの一環として大事な役割を果たすと思います。
 このブログは事実を正確に伝えます。みなさんが情報を活用してくださることを心から期待します。        本ブログ編集部 2014年2月20日     

2014年9月30日火曜日

News:10月9日に県庁包囲行動 埋め立て不承認求め 2千人規模目標


【辺野古新基地建設阻止行動】

29日、シュワブゲート前には約100人が座り込んでいます。

 

〔参考記事〕

10月9日に県庁包囲行動 埋め立て不承認求め 2千人規模目標

 9・29 琉球新報 ・記事から

 「止めよう新基地建設!県民大行動実行委員会」は10月9日正午から、那覇市泉崎の県庁で包囲行動を行うことを決めだ。29日、県議会で記者会見し発表した。

 

 

100人が反対の拳 辺野古 元県議会議長の仲里さんも激励 9・29 琉球新報

写真 キャンプ・シュワブゲート前で座り込む参加者を激励する仲里利信元県議会儀長=29日、名護市辺野古

 

News:「日米合意がベスト」普天間で米高官

9・29付沖縄タイムス記事「「日米合意がベスト」普天間で米高官」にこうあります。

 〈【平安名純代・米国特約記者】米国防総省高官は26日、本紙の取材に対し、名護市辺野古への移設を前提に普天間飛行場を2022年度以降に返還する、とした昨年4月の日米両政府の合意を見直す考えはないことを明らかにした。

 同高官は、ロックリア米太平洋軍司令官が25日の記者会見で、日本側から普天間の5年以内の運用停止に関する要請を受けていないと述べたことについて「その通りだ」と肯定。そのうえで、「仮にそうした案を検討しなければならない場合、(昨年4月の)日米合意そのものを見直すことになる」と指摘。可能性がないわけではないとしながらも「日米合意は双方がベストと判断した内容だ」と否定的見方を示した。〉

 仲井真知事の安倍政権に対する「5年以内の普天間運用停止」要望は県民の同意を得たものではありません。独断専行の一人芝居に早くも幕が降ろされました。

 

〔参考記事〕

「日米合意がベスト」普天間で米高官 9・29 沖縄タイムス

 

【社説】[カジノ解禁法案]知事選で「賛否」を語れ


【仲井真知事が辺野古移設推進とセットでカジノ誘致】

仲井真知事は独断で沖縄にカジノを誘致しようとしていますが、9・29付沖縄タイムス・社説「[カジノ解禁法案]知事選で「賛否」を語れ」にこうあります。

 

 だが、県民のコンセンサスが得られたとは、とうてい言えない。むしろ、問題点が浮き彫りになり、慎重意見が広がっているのが現状だ。

 沖縄はカジノを含む統合型リゾートの有力候補地になっている。名護市辺野古への新基地建設とカジノがセットになって動きだしている側面もある。

 沖縄を「ミサイルとルーレットの島」にしていいのか。今、問われているのは、この島の将来像だ。

 実に痛快な知事への反論です。

 

〔参考記事・社説〕

 

◆◆社説[カジノ解禁法案]知事選で「賛否」を語れ 9・29 沖縄タイムス

 

News:知事選 翁長市長が退職届   3候補が名護で集会


【知事選】

〔参考記事〕

翁長市長が退職届 3日に辞任、知事選出馬へ 9・29 琉球新報

写真 安慶田光男那覇市議会議長(左)に退職願を手渡す翁長雄志那覇市長=29日午前、市議会議長室

 

 

翁長那覇市長が退職届を提出 9・29 RBC ・動画あり

 

 

翁長那覇市長が辞職届け提出 9・29 QAB ・動画あり

 

 

知事選出馬で辞職願=翁長那覇市長 9・29 時事

 

 

沖縄知事選3氏同日名護入り 移設に言及 9・29 沖縄タイムス

 

 

知事選 3候補が名護で集会 支持訴え 9・29 QAB ・動画あり

 

News:沖縄ダブル選 迷走する自民党

9・28付沖縄タイムス・共同記事「「難解な方程式」沖縄ダブル選、自民苦悩」は11・16知事選那覇市長選同時選挙の概況解説として参考になります。ご一読を。

 

〔参考記事〕

「難解な方程式」沖縄ダブル選、自民苦悩 9・28 沖縄タイムス・共同

 

 

News:オスプレイ、宮城で訓練へ


【オスプレイ情報・東北】

11・6~9、東北でおこなわれる日米共同防災訓練にオスプレイが参加します。「トモダチ作戦」で米海兵隊が支援活動を実施した宮城県気仙沼市沖の離島・大島などで訓練します。

 「防災」を看板に政治的な計算をこらした巧妙な舞台立てです。

 

〔参考記事〕

オスプレイ、宮城で訓練へ 震災想定、自衛隊などと 9・28 朝日

 ・記事の前半を引用

 

 米軍の新型輸送機オスプレイが、11月に宮城県気仙沼市の離島・大島での震災対処訓練に参加する計画であることがわかった。同市の関係者によると、自衛隊や米軍などで実施する「みちのくアラート2014」で、大島からの患者搬送や本土からの救援物資運搬などに使うとみられる。防衛省によると、オスプレイの訓練は東北では初めて。

 

 上の記事は編集部が入力。

 

オスプレイ、気仙沼・大島へ 11月災害訓練 9・27 河北新報

 ・記事から

 11月上旬に宮城県などで実施される大規模災害訓練「みちのくALERT(アラート)2014」で、米軍の新型輸送機MV22オスプレイが気仙沼市の離島・大島などで訓練を計画していることが26日、分かった。

 オスプレイは11月8日、気仙沼市が大島を主会場に実施する津波総合防災訓練に参加し、ヘリコプターのように垂直離着陸できる機体の特徴を生かし、患者搬送や救援物資の輸送訓練を行う。

 防衛省陸上幕僚監部広報室は「地元などと調整中なので現段階では内容を公表できない」と語った。同省によると、オスプレイの訓練が行われれば東北では初めて。

 大島では東日本大震災直後、米海兵隊が被災地支援活動「トモダチ作戦」を展開。住民が孤立状態になる中、救援物資を運び込むなどした。

 

2014年9月29日月曜日

【集会案内】9/30キャサリン・ミュージック博士院内集会・記者会見

辺野古・大浦湾サンゴの海を守れ!
緊急院内集会・記者会見(9月30日)

皆さま、
辺野古・大浦湾は、アオサンゴ、ハマサンゴなど多くのサンゴ群集やジュゴンの棲む沖縄島東海岸の自然海岸です。その辺野古・大浦湾では、海上保安庁の巡視船が反対の意思を表明する市民に不当な弾圧を加え、防衛省は埋立・新基地建設に向けてのボーリング調査を強行しています。
このような現状を、ハワイ在住のサンゴ研究の第一人者キャサリン・ミュジック博士は強く憂い、軍事基地建設を止めさせ、サンゴやジュゴンを守りたいと、昨年に続いて沖縄を訪問しています。現地視察、講演会、県知事要請などの後、東京に立ち寄り、日本および世界の人達にそのことを知ってもらいたいと会見を致します。
 皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時:9月30日(火)12時15分~13時30分(11時45分開場)
会 場:参議院議員会館 会議室B-104(地下1階)
* 一般および報道関係の方は、11時45分から12時10分までの間に、参議院議員会館入口で手荷物検査を受けてから、通行証をお受け取りください。
内 容 
• キャサリン・ミュジック博士
心(チム)に海染(スミ)り—ジュゴンのすむ辺野古•大浦湾は奇跡の海−
• 国会議員からの発言
• 関係団体からの発言
国連生物多様性10年市民ネットワークほか
• 質疑応答
共 催:キャサリン博士を迎える実行委員会(沖縄)
<以下、検討中>
沖縄のための日米市民ネットワーク(JUCON)
NPO法人ラムサール・ネットワーク日本
国連生物多様性10年市民ネットワーク(UNDB市民ネット)
問合せ先:
花輪伸一(ラムサール・ネットワーク日本共同代表)090-2452-8555

キャサリン•ミュジック博士(Dr. KATHERINE MUZIK) のプロフィール
海洋生物学者。1948年アメリカ生まれ。幼少期をカリブ海で過ごし、家族とともに美しい海やサンゴを愛することを学ぶ。マイアミ大学で海洋学の博士号を取得。1981年沖縄に移り、サンゴの研究を続け、石垣島白保のサンゴの素晴らしさを国際的に訴えた後、1988年にプエルトリコに住まいを移した。2007 年に再び沖縄県本部町で暮らし、2011 年4月にハワイに移住するまで、子どもたちのための環境教育施設「おたまじゃくし城」をつくるなど、環境教育に力を入れている。著書に、サンゴの絵本「エリセラさんご」、「サンゴの森」など多数。

 
 〔参考記事〕

辺野古埋め立て「ばかな行為」 米海洋学者が批判 9・28 琉球新報

 ・記事から抄出

 
写真 辺野古の海は絶対に守ると話すミュージックさん=25日午前11時半ごろ、名護市の大浦湾


 米国のハーバード大学教授などを務めた海洋学者で、サンゴ礁を研究するキャサリン・ミュージックさん(66)が25日、名護市辺野古沖の大浦湾を訪れ、ハマサンゴやアオサンゴの群集するポイントに潜り、視察した。「まだ大丈夫。美しい」と笑みを浮かべ「世界中で(美しい海が)失われている。辺野古の海は絶対に守る。私は諦めない」と話した。

  「辺野古の海には千種を超える魚がいる。サンゴも400種以上が生きている。新種もまだいるはずだ。こんなにも美しく、貴重な海は世界中どこにも残っていない」と指摘し「軍事基地ではなく、海洋公園にするべきだ。世界中の人に辺野古の海の美しさを知ってもらいたい。そうすればきっと、ばかな行為(新基地建設)は止められる」と語った。

 



【社説】空中給油機飛来 見せ掛けの負担軽減が露呈


【安倍首相を痛撃する9・28付琉球新報・社説】

 

9・28付琉球新報・社説「空中給油機飛来 見せ掛けの負担軽減が露呈」にこうあります。

 

  〈安倍政権はKC130の岩国移駐を沖縄の基地負担軽減策の一つと位置付け、内閣改造時の会見でも安倍晋三首相は「学校や住宅に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間飛行場の固定化は絶対にあってはならない」と強調した。

  そうであるなら、負担軽減策としていったん移駐したKC130が再び普天間へ飛来することなど絶対にあってはならない。日本政府はそれをやめるよう求めるのが筋ではないか。

  「政府は沖縄の基地負担軽減に一生懸命取り組んでいます」。国民にそう印象付け、辺野古移設を容認する全国世論を形成したいというのが安倍政権の本音ではないのか。

  部隊は移っても沖縄で訓練を続けるようなら、KC130の岩国移駐は負担軽減策でも何でもない。普天間でも、岩国でも騒音をまき散らすだけだ。部隊ではなく、基地そのものを国外、県外へ移すことが本当の負担軽減だ。〉

 

 こういう主張に対する安倍政権首脳の反応はこうでしょう。

 

 せっかく負担軽減のために汗をかいてやったのに、感謝するどころか批判する。沖縄の新聞はいつもこうだ。仲井真知事が三選を果たせず辺野古移設に反対する候補が知事になるようなら、こらしめのために沖縄振興予算を思いっきり減額してやる。

 

〔参考記事・社説〕

 

◆◆<社説>空中給油機飛来 見せ掛けの負担軽減が露呈 9・28 琉球新報

 

 

News:米軍「日本から要請ない」普天間5年内停止


【仲井真知事が聞きたくない話】

9・28付沖縄タイムス記事「米軍「日本から要請ない」普天間5年内停止」から。

 

 〈【平安名純代・米国特約記者】ロックリア米太平洋軍司令官は25日、ワシントン近郊の米国防総省で開かれた記者会見で、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止について、日本側から要請を受けていないことを明らかにした。17日に来県した菅義偉官房長官は仲井真弘多知事に対し、今年2月が5年以内の運用停止の起点との考えを示していたが、ロックリア氏の発言は米側との協議が始まっていないことを示している。

 沖縄を含む在日米軍を統括するロックリア司令官は会見で、普天間の5年以内の運用停止について、「私の知る限り(日本政府からの)要請はない。私に対する要請もない」と明言した。〉

 仲井真知事は聞こえぬフリをするのでしょうか。

 

〔参考記事〕

 

米軍「日本から要請ない」普天間5年内停止 9・28 沖縄タイムス

 

News:有事に長崎揚陸艦使用 米識者明言 沖縄の優位性矛盾


【安倍政権が無視したい話】

9・28付琉球新報記事「有事に長崎揚陸艦使用 米識者明言 沖縄の優位性矛盾」にこうあります。

 〈【ワシントン=島袋良太本紙特派員】1990年代半ばに在沖米総領事を務めたアロイシャス・オニール氏が、米国務省系の研究機関が行った退任後のインタビューで、有事の在沖海兵隊の運用に関して「佐世保(長崎県)の強襲揚陸艦が海兵隊員を拾った上で、例えば朝鮮有事に送る」と説明していたことが分かった。

 朝鮮半島有事の際の在沖海兵隊の運用に関しては、佐世保の揚陸艦がいったん沖縄に南下して海兵隊員を乗せ、再び北上して朝鮮半島へ向かう可能性が指摘されている。その非合理性から沖縄に海兵隊を置く「地理的優位性」を否定する根拠の一つとされているが、米当局者がこれに言及するのは珍しい。〉

 

 最近は沖縄が中国に近すぎ、中国からミサイルを喰らったらそれでおしまいという類の懸念が米軍内から出始めています。「地理的優位性」どころか「地理的弱点」というわけです。別に軍事の専門家でなくてもそう思いますが。

 

〔参考記事〕

 

有事に長崎揚陸艦使用 米識者明言 沖縄の優位性矛盾 9・28 琉球新報

 

 

News:那覇市長選で自民迷走

【那覇市長選・県知事選】

 
那覇市長選の候補選定で自民党県連が迷走し、党本部との関係も険悪になってきました。知事選では民主党本部は喜納同県連代表を支援しません。沖縄連合も同じ姿勢です。

 

〔参考記事〕

自民候補選び袋小路 那覇市長選 9・28 沖縄タイムス

 ・記事のリードと本文の一部を引用

写真 市長選出馬を固辞する考えを記者団に説明する翁長氏=25日、県議会

 11月16日の沖縄県知事選と同日選挙の公算が大きい那覇市長選をめぐる自民党沖縄県連の候補者選考が袋小路に迷い込んでいる。候補者選考委員会(委員長・国場幸之助衆院議員)が県連副会長の翁長政俊氏(65)に決定してから3日が経過した27日現在、翁長氏は固辞する態度を変えていない。関係者からは新たな候補者を模索するべきだとの意見も徐々に出始めているが、選考委が翁長氏断念を正式に判断するかも決まっておらず「濃霧」(県連幹部)が晴れる見通しは立っていない。(選挙取材班・銘苅一哲)

 一方で、翁長氏を逆指名していた自民党本部は西銘会長や国場氏ら県連所属の国会議員に対する不満が高まっている。

 党本部の茂木敏充選対委員長は今月20日に沖縄入りし、公明党や経済界関係者と接触し、翁長氏を擁立した上での協力を打診していた。さらに、政令指定都市に限定されている市長選の党本部推薦を那覇でも認めるという特別対応も準備されていた。

 それだけに党本部の怒りは強い。党本部幹部は「市長選で県連の足並みがそろわないようでは、知事選も厳しい」と苦言を呈している。

 

 

那覇市長選で自民迷走、公明共闘模索も「白紙」 9・27 読売/九州

 

 

那覇市長選、自民苦慮候補者選びはふりだしに 9・27 読売

 ・記事から

 

 自民党は沖縄県知事選で、米軍普天間飛行場移設を容認する仲井真弘多なかいまひろかず知事の推薦を決めているが、公明党県本部は移設に反対しており、仲井真氏の支援に難色を示している。

 このため、自民党執行部は、移設が直接の争点とならない那覇市長選で自公共闘態勢を作れば、「知事選でも公明党票が自民推薦の仲井真氏に流れることが期待できる」との戦略を描いていた。公明党に人脈を持つ翁長氏の擁立を図ったのはそのためだ。この戦略の地ならしのため、自民党の茂木敏充選挙対策委員長は20~22日に沖縄県入りし、関係者回りに奔走した。

 だが、翁長氏が「土壇場で決意がうせた」と出馬を固辞したことで、候補者選びはふりだしに戻った。党幹部は「大どんでん返しだ」と頭を抱えている。

 

News:知事選を巡る動き


〔知事選〕

翁長氏支体制を確認 うまんちゅの会石垣支部設立 9・28 八重山毎日

 ・記事から

 1116日投開票の県知事選への出馬を表明している那覇市長の翁長雄志氏(63)を支援する「オナガ雄志 うまんちゅの会」の石垣支部結成総会が27日夕、官公労共済八重山会館であり、今後の支援体制などを確認した。

 上の記事は編集部が入力。

 

沖縄知事選で民主、喜納昌吉氏を支援せず 9・26 読売

記事から

 民主党の枝野幹事長と馬淵澄夫選挙対策委員長は26日、沖縄県知事選(11月16日投開票)に出馬する意向を表明している党沖縄県連の喜納昌吉代表(元参院議員)と党本部で会談し、党として支援できないと伝えた。

 

News:来月上旬に中間報告=ガイドライン再改定で協議開催-日米


【ガイドライン再改定】

〔参考記事〕


来月上旬に中間報告=ガイドライン再改定で協議開催-日米 9・27 時事

 ・記事から

 

 日米両政府は27日、自衛隊と米軍の役割分担を定める日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定に向け、10月上旬に東京都内で外務・防衛局長級協議を開き、骨子に当たる中間報告をまとめる方針を固めた。日米の政府関係者が明らかにした。

 米国から国務省と国防総省の次官補が来日し、協議後に中間報告を公表する方向だ。日本側からは外務省の冨田浩司北米局長と防衛省の黒江哲郎防衛政策局長が出席する見通し。

 中間報告には、日本政府が今年7月に集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを踏まえ、武力攻撃に至らない「グレーゾーン」事態から有事まで幅広い日米協力の在り方について書き込む方向で調整が続いている。

 ただ、日本政府は集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け、来年の通常国会に提出する安全保障関連法案の作成作業中で、中間報告に具体的な内容が盛り込めるかは不透明だ。特に自民、公明両党で見解が分かれている米艦防護やシーレーン(海上交通路)での機雷掃海など、自衛隊の活動拡大に関わる部分については先送りとなる見通しだ。

 

News:西普天間 ドラム缶調査で新たに5本発見

〔参考記事〕

西普天間 ドラム缶調査で新たに5本発見 9・27 QAB ・動画あり

 ・基地の一部を紹介

来年3月に返還予定の西普天間住宅地区で、地中からドラム缶が見つかった問題で、沖縄防衛局による土壌調査の結果、26日、新たに5本のドラム缶が見つかりました。

 

2014年9月27日土曜日

【集会案内】辺野古に新基地はつくらせない!緊急連続企画~10.3緊急院内集会

2014/10/03 辺野古に新基地はつくらせない!緊急連続企画~10.3緊急院内集会(参院議員会館)

辺野古に新基地はつくらせない!緊急連続企画

沖縄・辺野古では新基地をつくらせないための抗議、阻止行動が極めて緊迫した状況になっています。海ではカヌー等での抗議に対して海上保安官による市民への暴行や不当な拘束が行われています。陸ではキャンプシュワブゲート前での抗議に対して、沖縄防衛局は路上に「殺人鉄板」とも呼ばれる危険な三角鉄板を敷き、抗議する人だけでなく雇われて対峙させられている民間警備員までをも危険な状況に置いています。また、東村(ひがしそん)高江集落周辺の米軍北部訓練場内ヘリパット(オスプレイパッド)建設工事も、沖縄防衛局が反対派市民を強制排除するとの報道もあり、今後辺野古とともに高江での抗議・阻止行動も強化していく必要があります。

しかし大手マスコミはこうした実態をほとんど伝えず、「本土」と沖縄では大きな情報格差が生じています。今ほど沖縄の人々の叫びと行動を私達が受け止めることが重要な時はありません。沖縄・名護に移住して活動する山本英夫さんの報告を聞き、辺野古新基地建設を止めるための大きな声をつくりだしましょう。

◆10・03緊急院内集会◆
◇ 辺野古の今を知るつどい~私たちにできることは何か~ ◇
辺野古の現地と繋いで最新状況を聞きます。ヤマヒデさんこと山本英夫さんも沖縄から駆けつけます。沖縄に何度も足を運んでいるみなさん、沖縄でずっと行動されているみなさん、首都圏・「本土」でやるべきことを模索して動いているみなさん、国会議員のみなさん、沖縄の基地問題を初めて知ったというみなさんも、繋がって動いていきましょう。

●日 時 10月3日(金)13:30~16:00
●場 所 参議院議員会館B107号室
※13時~参院議員会館ロビーにて通行証を渡します
●内 容
トーク:辺野古新基地を阻止する闘いの現状
・・・・・・・・・・・フォトグラファー 山本英夫さん
ビデオと報告:辺野古の闘いの最前線から
・・・・・・・最新状況を辺野古現地からライブで伝えます
アピール:協力団体から行動報告や提起など
●資料代 500円
●共 催 秘密保護法を考える市民の会 ピース・ニュース
●協 力 辺野古への基地建設を許さない実行委員会 
ゆんたく高江 辺野古へカヌーを贈る会

◆10・05集会◆
◇沖縄《辺野古・高江>と私たち
~辺野古新基地建設・集団的自衛権・秘密保護法の流れを止めよう~◇
安倍政権の暴走をストップするためにもヤマヒデさんの話をじっくりと聴き、沖縄で起こっていることと私たちの関係を考え、私たちのやるべきことを考えます。

●日 時 10月5日(日)13:30~16:30
●場 所  渋谷区勤労福祉会館(渋谷区神南1-19-8〈パルコ向かい〉)  
●内 容 トーク:沖縄と辺野古についてスライドとお話
・・・・・フォトグラファー 山本英夫さん
●資料代  500円
●共 催 秘密保護法を考える市民の会 ピース・ニュース
●協 力 辺野古への基地建設を許さない実行委員会 
ゆんたく高江 辺野古へカヌーを贈る会
◇山本英夫さんのプロフィール◇
フォトグラファー。1951年東京生まれ世田谷育ち。
1989年から沖縄に通い始め、基地の島沖縄にこだわりながら撮影を続ける。
2013年10月名護市に居を移す。新基地建設を止める闘いに参加しながら撮影を持続。沖縄に関する写真展、絵葉書、スライド&トークを重ねてきた。
「視点展」に2011年~2014年連続入選。去る6月以来、マイブログ「ヤマヒデの沖縄便り」を更新中。

News:普天間飛行場 5年内停止重ねて否定 軍司令官が明言


【米太平洋軍司令官が「普天間の5年以内の運用停止」を改めて否定】

 

9・27付琉球新報記事「普天間飛行場 5年内停止重ねて否定 軍司令官が明言」にこうあります。

 

 〈【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米太平洋軍のロックリア司令官は25日の国防総省での記者会見で、仲井真弘多知事が求める米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止に関して、「キャンプ・シュワブに十分な代替施設が完成するまでの間、MV22(オスプレイ)を普天間で運用する必要がある」と述べ、重ねて否定する考えを示した。名護市辺野古の普天間代替基地建設は、順調に進んだ場合でも完成までに9年半が見込まれている。

  菅義偉官房長官が2019年2月までの運用停止を目指す考えを示したことに対し答えたもので、5年以内の運用停止について日本政府から公式に提案があったかについては「私の知る限りではない」と述べた。〉

 

 仲井真知事は「普天間の5年以内の運用停止」を「辺野古移設推進」とセットで知事選の公約にするかまえで、知事の三選を支援する菅官房長官もいかにもそれを対米交渉の俎上に乗せるかのように振舞っていますが、ロックリアのにべもない断言は仲井真や菅の猿芝居を改めて弾き飛ばしました。

 

〔参考記事〕

 

普天間飛行場 5年内停止重ねて否定 軍司令官が明言 9・27 琉球新報

 

News:若者らも抗議行動に参加 辺野古


【辺野古の〈いま〉】

9・26付琉球新報記事「若者らも抗議行動に参加 辺野古」から。

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では26日、普天間飛行場の辺野古移設に反対する市民ら30人超が朝から座り込み、抗議行動を展開した。県内各地から若者も駆け付け、行動の輪を広げている。

 20~30代の職場の同僚5人で駆け付けた薬局事務員の金城宏乃さん(37)=豊見城市=は、ゲート前集会に初めて参加した。金城さんは「戦争や軍事基地は人の命を奪う。人の命を守る医療に従事する人間として基地建設は許せない」と思いを語った。

  薬剤師の比嘉仁さん(26)=北谷町=は「政府が着々と工事を進める緊張感を感じた」と顔をこわばらせた。

  この日もフロート付近から沖合にかけて、防衛局がチャーターした十隻程度の漁船が見られた。そのうち数隻の潜水作業が確認できた。

 

 要注意!! 海底ボーリング調査の準備が進められています。

 

9・26付QAB記事「海保職員 県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕」から。

 〈女子中学生に18歳未満だと知りながら家出をあおり、わいせつな行為をした疑いで警察は、26日海上保安庁の38歳の職員を逮捕しました。

 県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されたのは第11管区海上保安本部・海洋情報監理課の職員井原良之容疑者(38)です。警察によりますと井原容疑者は8月31日の夕方から9月1日の朝にかけて出会い系サイトで知り合った中学3年の女子中学生を那覇市首里石嶺の自宅に宿泊させてわいせつな行為をした疑いです。〉

 

 辺野古の海では非暴力で抗議するカヌー隊などに暴行し続け、陸では女子中学生に「わいせつ行為」……。これが海上保安庁の実態……

 

〔参考記事〕

 

 

若者らも抗議行動に参加 辺野古 9・26 琉球新報

 

写真 ゲート前の座り込みに初めて参加した金城宏乃さん(左から2人目)と職場の同僚ら=26日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 


 

 

〔9・20 海上から写真報告〕

カヌー隊、海から集会参加 ・写真のキャプションを列挙 リムピース 9・23更新


 

〔海保職員わいせつ行為容疑で逮捕〕

海保職員が育成条例違反疑い9・26 NHK沖縄 ・動画あり


 

海保職員 県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕 9・26 QAB ・動画あり

News:銀座に「辺野古の海」写真50点 10/2まで


銀座に「辺野古の海」写真50点 自然破壊に異議 9・27 沖縄タイムス 

 ・記事から

写真 辺野古の海の豊かさを写した写真に見入る来場者=26日、東京・銀座のギャラリー・アートグラフ

 
 【東京】新基地建設で揺れる名護市辺野古の海を、県内外で活躍する水中カメラマンら14人が写した写真展「辺野古の海」が26日、東京・銀座のギャラリー・アートグラフで始まった。巨大なサンゴ礁や熱帯魚が生息する豊かな海とともに、市民の新基地建設反対行動など50点が展示されている。10月2日まで。

 

 

News:空中給油機移駐後1ヵ月で9日飛来 負担減に疑問

【「負担軽減」はウソを実証】

9・27付琉球新報記事「空中給油機移駐後1ヵ月で9日飛来 負担減に疑問」から。

 

 〈【宜野湾】米海兵隊のKC130空中給油機の普天間飛行場から岩国基地への移駐が完了した8月26日から今月25日までの1カ月間で、同機が普天間飛行場に飛来した日が少なくとも9日あったことが分かった。ほぼ3日に1日のペースで普天間飛行場を使用しており、移駐前に米軍が明言していた県内での運用継続を裏付けた格好だ。政府が強調する移駐による「負担軽減」の実効性にあらためて疑問の声が上がりそうだ。〉

 

 つまり安倍首相のいう「負担軽減」がウソであることが実証されたわけです。

 

〔参考記事〕

空中給油機移駐後1ヵ月で9日飛来 負担減に疑問 9・27 琉球新報

 

News:知事選を巡り混迷する民主党


【知事選】

〔参考記事〕

沖縄知事選:民主党幹事長 喜納昌吉氏の支援要請を拒否 9・26 琉球新報・毎日

 

 

民主党本部「出馬するなら党籍外して」 9・26 QAB ・動画あり

 

News:仲井眞知事 辺野古移設「現実的な解決策」


〔仲井真知事、なりふりかまわず辺野古移設推進〕

【参考記事】

普天間問題 知事選公約に「断固たる決意で解決」 9・26 RBC ・動画あり

 

 

仲井眞知事 辺野古移設「現実的な解決策」 9・26 QAB ・動画あり

 

 

政府作業「現実的だ」 知事、辺野古推進鮮明に 9・26 琉球新報

 ・記事から引用

 

 県議会9月定例会は25日、代表質問が始まり、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題や11月の知事選をめぐり論戦が展開された。仲井真弘多知事は辺野古移設について「普天間の危険性除去を実現するために政府の作業が進んでいるのは、現実問題として認めるべきだ。5年以内の運用停止を政府と詰めており、現実的な解決の方向に進んでいる」と述べ、移設を進めるべきだとの考えを強調した。

 

News:那覇市長選 城間幹子副市長が出馬表明


【那覇市長選】

城間氏が出馬表明 那覇市長選 市政継承を強調 9・27 沖縄タイムス

写真 那覇市長選への出馬を表明する城間幹子氏=26日午後3時すぎ、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 

 

那覇市長選 城間幹子副市長が出馬表明 9・26 RBC

 

 
◆[解説]翁長氏と相乗効果狙う 城間氏、独自色が鍵 9・27 沖縄タイムス

写真 那覇市長選への意欲を語る城間幹子氏(前列中央)=26日午後3時すぎ、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=84322

 

那覇市長選に城間幹子氏が出馬表明 翁長市政継承 9・27 琉球新報

写真 那覇市長選への出馬を表明した城間幹子氏=26日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 

 

那覇市長選 城間幹子副市長が出馬表明 9・26 QAB

 

 

那覇市長選 翁長氏擁立を困難視 自民県連、党本部と調整 9・27 琉球新報